RSウイルスワクチン(アブリスボ)接種開始のお知らせ

出生後の赤ちゃんのRSウイルスによる上気道~下気道炎の重症化予防が期待できるワクチンです。

児が罹患した経験のあるお母様はいらっしゃるかと思いますが、このRSウイルスに乳児が感染し症状が出ますと、ひどくなった場合は乳児本人が鼻を噛んだり痰を自分でうまく外に排出できないため、見ていて可哀想なくらいに呼吸で苦しくなり、入院せざるを得ない状況になります。
そのような重篤化の症状を抑えてくれるのがこのワクチンとなります。

前日の午前中までにお電話でご予約頂けましたら、出生後の児への効果を期待するために妊娠30週から34週ごろに接種できればと思います。

公費による補助がまだないもので高額となりますが、出生後のRSウイルス感染による重篤化を防ぐ意味ではかなり意義のあるワクチンと考えます。
今後60歳以上の高齢者の方も対象にはなり得るワクチンでもありますが、今後接種可能となった場合は再度ご報告申し上げます。

※他院かかりつけの患者様はそちらの医師とご相談されてから当院を受診してください。

よろしくお願い申し上げます。

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